ポンコツ脱出マニュアル(まだ脱出中)

初めまして。そして、まずはごめんなさい。

このブログを始めるにあたって、最初に謝らなければならないことがあります。

あなたにとっては、「え、いきなり謝罪?」と思われるかもしれません。でも、この理由を聞けば、きっと納得していただけるはずです。

実は、このブログを書き始めた時点で、私の「ど底辺ポンコツ人生」は、ある程度修正され始めてしまっているのです。本来であれば、「もうダメだ!」と絶望の底で決意し、そこから抜け出していく泥臭い過程をリアルタイムでお届けする予定でした。

同じように日々悩むあなたと一緒に、「自分だって変われるかもしれない」と思えるようなブログにしたかったんです。

ですが、気づけば、完全ではないにせよ、少しだけ真人間に近づいた段階でのスタートになってしまいました。

これをどう受け取るかは、あなた次第です。でも、だからこそ、私は今このタイミングで伝えたいことがあるんです。

「自堕落のプロ」からの脱出


私は長い間、完全に「自堕落のプロ」でした。

毎日、ただ、飯を喰らい、糞を捻り出し、スマホをポチポチし、休日はもっぱらパチンコ台の前に無表情で鎮座するだけの生活(基本負けるが、勝ってもポーカーフェイスがマイプライド)。目標もなく、未来への展望もない。ただ時間を埋めるだけの日々を「今が楽しければいい」と自分を騙しながら、決して楽しくはない現実を送っていました。

しかし、ある日、大きな転機が訪れます。

それは、割と高齢になる母親との電話での出来事でした。それまで普通に話していた母が、突然こう言ったのです。

「Yちゃん、最近どうしてるの?」

Yちゃんとは、私ではなく、親戚の名前です。一瞬、聞き間違いかと思いました。でも、どうやら母は、その瞬間、本気で私をその親戚だと思い込んでいる様子でした。

「いや、Hだけど…」と戸惑いながら返すと、しばらく混乱した母と会話がかみ合いませんでした。

その時、胸の奥がズキズキと痛むような感覚がありました。「あれ?」と思うと同時に、これがただの勘違いではないのだということを、直感で理解しました。それは、母の中で何かが少しずつ変わり始めている、そんな確信を突きつけられた瞬間でした。

これまでは「変わらなければならない」という思いが頭の片隅にあっても、どこか他人事のように流してきました。しかし、この出来事を境に、私は逃げることができなくなったのです。「母のために」「自分のために」何かを変えなければならない、そう強く思うようになりました。

もちろん、そんな悲しいきっかけは欲しくなかったし、いつまでもだらしないおっさんでいられたら…とも思いました。

ただ、正直、きっかけはどうあれ、今のそれなりに自制のある生活自体はすごく気に入っています。
日々の生活を改め、いい習慣を持つことで、精神衛生上とても素晴らしい効果を実感しています。

人は何かしらのきっかけや、強い思いさえあれば、どんなダメ人間だったとしても変わることができる。私はその証拠になりたいと思っています。

とはいえ、その道のりはまだ始まったばかり。これから皆様と一緒に変わっていきたいと思います。

このブログでお届けするもの

このブログでは、私が「自堕落」から「ちょっと真人間」になるまでに試行錯誤したことや、うまくいった方法、失敗談、そしてその中で得た気づきをシェアしていきます。

同じように「変わりたいけど、何をどうしていいかわからない」と感じている方に向けて、少しでも参考になる情報をお届けできればと思っています。

そして、このブログを読んだあなたが、ほんの少しでも「自分もやってみよう」と思えるきっかけを得られたら、これ以上の喜びはありません。

コメント

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